街角中継車

大容量リチウムイオン蓄電システム搭載　HDTV 中継・伝送車

街角中継車「CITY LIVE」は１オペレータでの中継、収録、伝送を可能にした放送業務用多用途車輌システムです。

省力化、省電力化を実現した新しいコンセプトによるユニークな中継車で、テレビ中継以外にも、大容量電源車や機材運搬車として多用途に供する事ができる経済車輌です。

最少の人員で最も効率的に中継、伝送を行う事ができます。

 中継車内のオペレータが１人で２台のリモコンカメラ操作とスイッチャーの操作を行う事により、１オペレータ操作を実現しています。

また、リポーターを同行させる事で、街角生ライブ放送が簡単に実現します。

中継現場での準備作業を極限まで減らしました。

 中継現場では２台のリモコンカメラをセットするだけで準備完了です。

軽自動車でありながら、大容量（2.5kWh） の電源を標準装備していますので、あとは電源スイッチを〝ＯＮ〟すれば、すぐに放送ができます。

路地へ入って行けるコンパクトサイズ

 軽自動車を使用していますから、狭い路地のほんの少しの駐車スペースで中継を行う事ができます。

エンジンを完全停止状態（エアコンを使用しない場合） で中継・収録ができます。

光伝送装置を標準装備

 低遅延で広帯域の光伝送により、ビル等の建物の影でも安定した中継ができます。

リチウムイオン蓄電システムを標準装備

キャリーラックの後部にピッタリと納まるワゴン形状です。 容量は2.5kWh で、このシステムを連続で５時間稼動させる事ができます。 バッテリーの残量計や充電電流計、出力電力計等の表示パネルを装備、また、AC100V 用急速充電器、さらにAC100V インバータを内蔵した一体型のワゴン型式ですから車から降ろして単独での使用も可能です。 騒音、振動、排気ガスが全くありませんので、静寂な住宅街や深夜でも安心して中継を行う事ができます。 この蓄電システムに使用しているリチウムイオンバッテリーは、ディープサイクルバッテリー等、通常のバッテリーに比べ７倍以上の長寿命（5,000 回以上の充・放電回） を誇り、また質量も通常の鉛バッテリーの約半分です。

システム構成例