C5000シリーズ_Howto

C5000モジュール 使用方法紹介

アナログビデオ分配器

アナログビデオ分配器「AVD5201」「AVD5202」は、アナログビデオ(NTSC)信号以外にデジタルオーディオ(AES/EBU)信号と

タイムコード(LTC)信号を分配することが可能です。

デジタルオーディオ(AES/EBU)信号とタイムコード(LTC)信号については、基板上の設定を変更して分配する信号に対応します。

(ただし信号は通過しますが、物理特性を保証するものではありません。フロントパネルのLEDとWEBでのステータス表示は不定になります。)

デジタルオーディオ(AES/EBU)信号に対して、物理特性の保証やリクロック機能・音声レベル調整・遅延機能を必要とする場合には

DAD5201」「DAD5202」をご使用ください。

 

 

アナログオーディオ分配器

アナログオーディオ分配器「AAD5202」は、アナログオーディオ(アンバランス)信号を入力させてアナログオーディオ(バランス)信号として

分配出力させることが可能です。

アンバランス入力時は信号をHOTに入力して、COLDをGNDに接続シールドは基板設定でGNDに落としてください。

ゲイン調整は基板のDIPSWとボリュームでレベル調整が可能です。

 

 

 

 

オーディオA/Dコンバーター

オーディオA/Dコンバーター「ADC5202」は、通常のA/D変換機能の他にオプションで入力音声信号をMIXして分配出力することが可能になります。

音声入力1/2 チャンネルを4分配、音声入力1/2,3/4 を2分配、音声入力1/2,3/4,5/6,7/8 をそれぞれ1系統出力の設定変更が可能です。

アナログオーディオ(アンバランス)信号を入力させてデジタルオーディオ(AES/EBU)信号として変換出力させることが可能です。

アンバランス入力時は信号をHOTに入力して、COLDをGNDに接続シールドは基板設定でGNDに落としてください。(ただし、ゲイン調整は行なえません。)

 

 

オーディオD/Aコンバーター

オーディオD/Aコンバーター「DAC5212」は、通常のD/A変換機能の他にオプションで入力音声信号をMIXして分配出力することが可能になります。

AES1の1chを8分配、AES1を4分配、AES1,2をそれぞれ2分配、AES1,2,3,4 をそれぞれ1系統出力の4つのモードを設定することが可能です。

以下の図のようにAES信号をそのまま分配出力しつつ、AES1の1chと2chをMIXさせてモノラル信号として分配出力することが可能になります。

 

 

マルチプレクサー

マルチプレクサー「MUX5202-4D」「MUX5202-8D」「MUX5202-8A」は、入力されたSDI信号に様々な信号を重畳させることが可能です。

通常の機能として、音声信号をSDI信号に重畳させることにより、外部音声入力が無い収録機材に音声信号を収録させることが可能です。

この他、タイムコード入力が無い収録機材に対してはLTC信号を重畳させることで、収録映像信号にタイムコードを乗せることが可能です。

また、外部REC制御が無い収録機材に対しても、SDIリモート制御に対応していますので、外部REC制御で収録を開始/停止させることも可能です。

 

 

 

 

デマルチプレクサー

デマルチプレクサー「DMX5202-8A」は、通常機能のSDIに重畳された音声信号を分離して出力させる機能の他に、モジュール単体から

オシレータ(OSC)を出力させることが可能です。周波数や音声レベルも任意に設定変更が可能です。

また、アンシラリータイムコードをLTC出力することが可能ですので、SDI信号からのタイムコード信号の取り出しにも使用可能です。

その他、リマッピング、ゲイン調整、ダウンミックス、任意チャンネルのミックス機能など豊富な機能を装備しています。

 

 

フレームシンクロナイザー①

フレームシンクロナイザー「DFS5201」「DFS5202」は、通常機能に加えて静止画スーパーインポーズ機能を装備しています。

スーパーインポーズ用静止画を4枚登録でき、そのうちの1枚をスーパーインポーズ可能です。

スーパーインポーズ時はラインシンクロモードのみ対応します。静止画は非圧縮 TARGA ファイルのみです。
スーパーインポーズのON/OFFはGPI又はWEBで行います。(マスク領域を 4 か所登録可能)

 

 

フレームシンクロナイザー②

フレームシンクロナイザー「DFS5201」「DFS5202」は、通常機能としてフォーマットコンバーター機能を装備しています。

様々なフォーマットの信号が入力されても、システムフォーマットとして設定したフォーマットで常に出力させることが可能です。

モジュール内で「P/I変換」「フレームレート変換(フレーム間の補間は行いません)」を行っています。

また、SNMPで入力信号のフォーマットを監視して、外部にアラームを出力させることも可能です。

 

 

 

製品情報