12G-SDI 対応シグナルジェネレーター・モジュール

12G-SDI 対応シグナルジェネレーター・モジュール

製品概要

DSG5112-12G はC5000 モジュールシステムに搭載可能な12G/6G/3G/HD -SDI 信号に対応し、リファレンス信号、ワードクロック信号、LTC 信号出力を備えた、シグナルジェネレータ・モジュールです。

特長

・12G(TYPE1)/6G(TYPE2)/3G-SL(レベルA/B),QL(レベルA/B),DL(レベルA/B)/HD-SDI に対応し、出力フォーマットを OLED に表示します。
・4K フォーマットでは、12G-SL/6G-SL/3G-QL/3G-DL に対応します。6G/12G-SL フォーマットの場合は、6G/12G-SDIを 4 分配出力します。 12G/3G 出力モードでは、A1/A2 に12G-SDI を2 分配し、B1/B2 にサブイメージ1 を3G-SDIとして2 分配出力します。3G-DL フォーマットの場合は、A1/A2, B1/B2 でDUAL LINK を構成し、同じ映像が出力されます。
・REF1/REF2 出力信号のフォーマットを OLED に表示します。リファレンスを出力するか、ワードクロックを出力するかメニューで設定でき、リファレンス出力は BBS,3 値 SYNC に対応、ワードクロックは 48kHz に対応します。
・REF 異常、FAN 異常時は、OLED にエラー内容を表示します。

・出力映像パターンは、ARIB-STD-B72 HLG カラーバー(2160p,1080i/p のみ)、100/75%カラーバー、SMPTE カラーバー、ARIB カラーバー、ランプ、チェックフィールド(4K 以外)、単色信号、静止画から選択可能です。水平、垂直方向にスクロールすることができ、スクロールスピードも設定により可変できます。
・4K フォーマットでは、SQD/2SI で SDI 出力が可能です。（FILL/KEY どちらかの出力になります）(6G/12G-SDI 出力時は、2SI のみ対応)
・筐体 LTC-IN に入力されたタイムコード又は、自走のタイムコードを、タイムコードパケットとして重畳しSDI 出力可能です。又、タイムコードを LTC-OUT 出力することも可能です。
・タイムコード情報をスーパーすることができます。時刻の文字サイズ、出力位置を設定することができます。
・静止画の 4 パターンをカラーバーにスーパーインポーズさせることが可能です。
・静止画をFILL/KEY として出力することが可能です。
・静止画は、HV 位置指定で、水平、垂直スクロール、ブリンクをさせることも可能です。スクロールスピードも設定により可変できます。
・静止画ファイルフォーマットは KEY 付きのTARGA ファイルです。
・出力フォーマットの幅を超えるサイズの静止画は表示できません。
・エンベデッド・オーディオ24ビット 48kHz 32chに対応します。（HD-SDI は16chまで、3G-SDI はレベルA/B共に32chまで、6G/12G-SDI は、SUB1:32ch・・・SUB4:32ch の計128ch に対応します。）
・出力映像に英数字の ID キャラクター(アスキー英数字及び半角記号)を 32 文字までスーパーすることができ、HV 位置指定で、水平、垂直スクロール、ブリンクをさせることも可能です。スクロールスピードも設定により可変できます(4K-QL,4K-SLも対応)。
・12 個のプリセットに各種設定を格納することが可能です。
・GPI 制御で ID キャラクターのスーパーON/OFF、プリセットの切替が可能です。
・4K 出力時は、A1 の設定を引き継ぎます。ただし、音声はA1～B2 の各設定が反映されます。

・各種設定の全項目の設定値と変化時刻、ステータスの変化と変化時刻をログに残し、WEBからダウンロードが可能。

　最新の10000件をSDカードに保存。

・パラメータの設定はメニュー又は、SNMP、WEB より設定できます。

　　　メニュー選択スイッチ
　　　上下に動かすことによりメニュー移動をし、押すことによりメニュー選択、パラメーター選択の決定を行います。

・SNMP に対応します。

ブロック図

仕様

*1:3G DUAL LINK はA1/A2, B1/B2 でDUAL LINK を構成し、同じ映像が出力されます。また、3G DUAL LINK PSF のSQDは非対応です。