12G-SDI 対応　リモート入出力付 1入力4出力 フレーム／ラインシンクロナイザー

12G-SDI 対応　リモート入出力付 1入力4出力 フレーム／ラインシンクロナイザー

製品概要

DFS5112-12G はC5000 モジュールシステムに搭載可能な12G/6G/3G/HD-SDI 信号に対応した1入力4出力、個別のリファレンス入力、リモート入力を持つフレームシンクロナイザー・モジュールです。

シンクロナイズ動作は、フレームシンクロナイズ・モード(FS)、自動音声ミュート・モード(AAM)、ラインシンクロナイズ・モード(LINE)の3 つのモードをサポートします。このため、フレームシンクロナイズ・モード、自動音声ミュート・モードでは、完全非同期の信号を同期化することができます。

特長

・12G(TYPE1)/6G(TYPE2)/3G(レベルA/B)/HD-SDI に対応し、入力フォーマットをOLED に表示します。
・3 つのシンクロナイズモードのどのモードで動作しているか、OLED に表示します。
・入力されているオーディオグループ又は、入力されているタイムコードをOLED に表示します。（メニューで選択）
・リファレンス異常、ラインシンクロモードでの引き込みエラー、FAN エラーをOLED に表示し、1 つでもエラーがあるときにエラーLED が点灯します。

・筐体LTC-IN に入力されたタイムコードを、タイムコードパケットとして重畳することができます。
・エンベデッド・オーディオ32ch に対応します。（HD-SDI は16ch まで、3G-SDI はレベルA/B 共に32ch まで、12G-SDIはSUB1:16ch,SUB2:16ch のトータル32ch まで対応します。）
・リマッピング、ゲイン調整、ダウンミックス、任意チャンネルのミックス機能を装備しています。
・ゲイン調整は、-30.0dB～+20.0dB まで、0.1dB 単位で設定可能です。
・任意チャンネルのミックスは、4ch までの音声ソースをミックスすることができ、ミックスした音声を8 通り作成することができます。その8 通りのミックスした音声を出力にマッピングすることができます。
・12 個のプリセットに各種設定を格納することができ、局間制御パケットのカレント音声モードによりプリセットの自動切り替えが可能です。
・接点入力によるプリセットの切替が可能です。
・音声遅延を0～2sec まで1ms ステップで付加することが可能です。
・輝度/色相/彩度等の調整が可能です。
・オーディオ、タイムコード以外のアンシラリィデータはすべて通過します。（タイムコードは選択可能）

・各種設定の全項目の設定値と変化時刻、ステータスの変化と変化時刻をログに残し、WEBからダウンロードが可能。

　最新の10000件をSDカードに保存。

・パラメータの設定はメニュー又は、SNMP、Webcontrol より設定できます。

　　　メニュー選択スイッチ
　　　上下に動かすことによりメニュー移動をし、押すことによりメニュー選択、パラメーター選択の決定を行います。

・外部制御パネル RMT5001-DFS(オプション）を接続することができます。（C5000 フレームとイーサネット接続）
・SNMP、Webcontrol に対応

ブロック図

仕様

*1:2160/29.97p,29,97psf の3G DUAL LINK は、1080/29.97pB,29.97psfB として表示